Activity report

活動報告

会計類型 第2回目 プロジェクト実習

2024年6月12日、株式会社艶金にて第2回目のプロジェクト実習が行われました。

授業の初めに、墨社長よりこれからのプロジェクト実習で期待していることについてお話を頂きました。今回から、樹脂チームとAIチームに分かれ、本格的にプロジェクト実習へ入ります。

樹脂チーム

樹脂チームでは、まずは樹脂量のデータ入力から始まりました!樹脂量の使用量と廃棄量の傾向を掴むために毎日使用した樹脂量と廃棄量を入力しました。前回は社員の方に教えて頂きながらのデータ入力でしたが、今回からは自分たちの力でデータ入力を頑張りましたね。

AIチーム

AIチームでは、実際に染色した布の色をAIに読み込ませ、勉強させることからスタートしました。まずは多くのデータをAIに読み込ませることで、AIが正しい色を覚え、最終的に正しい色の合否判定が出来るようにしていきます。これからのAIの学習過程が楽しみですね!

プロジェクト実習の感想と次回の意気込み

会計類型 3年 里さん(樹脂チーム)

プロジェクト実習の感想

今回は、新しい公式を見つけに実習に行きました。まだ試行期間ですが、結果を見ると、樹脂の廃棄量が目で減少しているのが分かりました。とても嬉しかったです。次の問題としては1つの公式ではなく、生地や素材、日付などによって変更することでした。まだまだ学ぶことは、沢山あります。あと2回の実習を大切にしていきたいです。

また、今回学んだことは、公式を変えると変化が起きることです。公式の数を0.1変えるだけで50L以上の廃棄量が少しですが、減少しました。生地には幾つもの種類があり、触るだけで樹脂の染み込みやすさが分かりました。廃棄量が多い原因に生地や素材もなにか関係しているかも知れません。改善点がまだまだありそうです。チームで団結して頑張って行きたいです。

次回の意気込み

次回は計算式を変えたことで、前回に引き続きどれほど廃液量が減少するかに着目して、活動していきたいです。また、素材や生地に今回は注目したので、新たな改善点や出来ることを見つけていきたいです。実習を通して、会社の中のことも少しずつ知ることが出来、学校では学べないことが沢山学べる環境に感謝したいです。社員の方が様々な実験をして下さり、コスト削減が見えてきている気がします。この嬉しさをバネにして、よりコスト削減が出来るようなことを考え出し、行動に移していきたいです。社員さんとも仲が深まり、毎週がとても楽しみです。

会計類型 3年 河合さん(AIチーム)

プロジェクト実習の感想

今回からデータを収集する作業に移りました。前回教えてもらった手順通りに進めて行きました。最初の方に少し手順を間違えてしまい、少し手間取ってしまいました。他にも交代でタブレットに入力したり布を検査したりしてしまったので、次回から改善していきたいです。

また、今回は人が見てNGと判断した布だけを判定していきました。やる前の私の予想では、1〜2枚程度の不一致が出るのかなと予想していました。10枚以上判定を行った結果、予想していた数より多く不一致の布が出てきてびっくりしました。布によっても判定しにくい布があることが分かりました。色相などの判定も出るのでそこも注意してみていきたいと思います。

次回の意気込み

次回は、今回のようなタイムロスをすることがないように気をつけていきたいです。今回は人が見てNGの布ばかりだったけど、次回からOKの布も判定に入ってくるので、今回よりもさらに細かくチェックしてしっかり収集していきたいと思います。工場内がとても暑くなってきているので、水分補給や休憩をとりつつ、集中して作業に取り組めるように頑張っていきたいです。

>活動報告一覧へ戻る