2024年6月19日、株式会社艶金にて第3回目のプロジェクト実習が行われました。
2チームに分かれて、現状分析や数値データから、何を読み取るか?をディスカッション、データ入力等、作業を進めていきました!
1カ月ごとの樹脂液量のデータをエクセルに入力、そして自分たちの視点で分析し、樹脂チームの社員の方からも指導を頂きながら、どの数値が一番ロスが少なくできるのか?自分たちの推察を進めます。
中日新聞社さまも取材に来て下さり、自分たちの考察過程を説明します。
工場内に入り、一つ一つ、クレームになった布をAl判定の機械に読み取らせ、どれが色違いとしてAl判定すればよいのかをAlに学習させていきます。初めて触るAlの機械もおそるおそるチャレンジ!徐々にコツをつかんで、早く作業が出来るようになってきました。
AIを担当している社員の方へのヒアリングをしながら、経営者がAl導入判断できるだけの材料を集める準備を現場で進めます。
今回のデータ集計は、50リットル以上の廃液量と0リットルの廃液量の混率と日付を入力しました。入力してみて思ったことは、混率がC100など100パーセントのものが多いことです。元々100パーセントのものが多いのではないかと思いました。日付に関してはデータの入力が少なかったのもあると思いますが、現段階では関連性がまだ分からない状況です。
次回は工場内のパソコンを使って今回埋められなかった混率や日付を入力します。今回分からなかった混率や日付の関連性がわかるかもしれません。早めにデータ入力を終えて、ディスカッションする時間をたくさん取れるように頑張りたいです。意見を出すときに人の意見に流されないように自分の意思をしっかり持って話し合いに参加できるように努力します。
今回は、前回よりもAIにとって複雑な作業をしました。人がNGを出した生地以外も読み取らせたため、AIと人の判定で不一致の割合が増加しました。私は、中検査で判定をしていて、染色1と比べてかかる費用が増えているため、不一致率の増加が企業に与える影響が大きいです。今回で、作業内容に慣れてより効率よくできるよう成長できたのでそこは良かったと思います。
今回は、不一致率が増加してしまったので、その原因がわかるよう多くの生地を読み取らせていきたいです。企業で働くことについて、一日の流れもわかると思うので、就職のための練習にも役立てたいです。明日はたくさん初めてのことをするので、何かトラブルが起きたりするかもしれないけれど、そうなっても落ち着いて対処できれば良いと思いました。